【危険】が一杯CD

アルバム名 : Wes Montgomery/Dangerous
アルバム番号: Milestone MCD-9298-2
リリース国 : USA
リリース年月: 1/2000
メディア : CD
マイルストーン・レコードより今回リリースされたCDは、9曲の内6曲は既に12枚組CD《Wes Montgomery The Complete Riverside Recordings/Riverside 12RCD-4408-2》としてキープニュースが1993年、発掘リリースしているものである。
このとき彼は「もうこれで全てなんだ」と言わんばかりに、勿論CDタイトルにも示す通り “コンプリート” とつけるぐらいだから未発や別テイクはないものと思っていたので、特に期待もしていないが、ファンタジにはあるんですね。
このあたりは、キープニュースにも踏みこめない領域なんでしょうが、もともとファンタジはリリースしたレコードにレコーディング・データを載せない【危険】な会社だったので、未発テイクなど残されていても管理不行届きなことから発掘される期待としては薄かったんです。
でも、考えてみるにキープニュースはリヴァーサイド以後、マイルストーンを設立その後ファンタジの版権を獲得しているし、《12枚組CD》のときはファンタジがリリースしていたのだから全く手をつけられなかった訳でもなかったと思う。
まぁどうでもいいんですが、とにかく《The Montogomery Brothers In Canada/ Fantasy 3323》より〈グリーン・ドルフィン・ストゥリート〉の別テイクと、未挿入であった〈ステラ・バイ・スターライト〉の未発2テイクが嬉しいじゃないですか。
しかも、レコーディング・データも予想どおりの【4月】ということと、おまけに【16日】とまで記載されている。
その注釈に、【オーディエンス抜き】とあるが、もう説明しなくともご存知でしょうが、一応初心者の方々もおられますので簡単に書きます。
「このアルバムは、ヴァンクーヴァーの “セラー” というクラブで僅かな観衆を前にライヴ・レコーディングされたのですが、当時のファンタジのプロデューサが貧弱さを補うためカル・ジェ
イダのモンテレィにおける《コンサート・バイ・ザ・シー /Fantasy 3341》の大拍手を被せたというのであったが、この部分だけ取り除き本来の姿に戻した」ということです。
このアルバム・タイトル《 DANGEROUS 》と “黄と黒の危険注意マーク” があるが、みなさん本当に【危険】一杯なファンタジに今後も目を放さないよう注意して下さい。
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