ウェスの記念碑が建立された

ウェスの記念碑が建立された

インディアナ州歴史局(以下 IHB)はインディアナポリスにウェスの記念碑を建立した。
IHB は、インディアナポリスの州議会議事堂のすぐ西にあるインディアナ州立図書館にあるが、インディアナ・ヒストリカル・ビルにもあります。
このIHB はインディアナ州法の権限下にあり、インディアナ州のあらゆる歴史的価値が認められたものに対する運営管理をしています。
IHB は1946年に始まった公共主導のプログラムであり、一般申請により受付け運営委員会の判断により登録される。
登録されると、最も相応しい場所に紺色のエナメルの背景に隆起した金色の文字と、支柱に取り付けられた銀色のフレームを備えた鋳造アルミニウムの記念碑が建立される。
そうしたなか、インディアナ州92郡の中でも人口が最も多いマリオン郡インディアナポリスに、ジャズ・ギタリスト、ウェス・モンゴメリの歴史的な記念碑が建立された。
申請者はウェスの生誕100周年を祝っておそらく息子のロバート・モンゴメリと思われ、2024年3月6日、命日にあたる101周年目の誕生日にインディアナポリスで、フージャー(注:インディアナ州の住民)・ジャズ・ギタリストのレジェンド、ジョン・レスリ・“ウェス”・モンゴメリと叔父であったモンクとバディも加えたIHB の記念碑の除幕式を一般公開した。

記念碑は州間高速道路65号線と70号線が分岐するインターチェンジ付近の10番街とベラフォンテーヌ・ストリートの交差点付近の歩道横の空き地を整備し建立された。
正確な住所は・・Northwest corner of 10th St. and Bellafontaine St., Indianapolis 46202・・となる。

グーグルマップで見た写真はその記念碑建立地のための整備中と思われるが、左下の地図でその場所が特定できる。
下の写真で記念碑の左に写り込んだ信号機と “Bellafontaine St” の標識が、上の写真とマッチすることで、右側の盛り土したあたりに建立されたことが分かる。 

ここは私がウェス生誕100周年記念冊子の5頁、1947年のところで説明した通りウェス・ファミリが引っ越ししたあたりになる。
つまり、州間高速道路の建設で家はのちに取り壊されたが、やはり関係深いところに建立され、除幕式にはモンゴメリ・ファミリ、ファン、一般市民など多数が参加した。

記念碑は裏表に説明書きされており、最上段の長靴のようなマークはインディアナ州を形どったもである。

John Leslie “Wes” Montgomery
1923-1968
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独学で学んだ革新的なジャズ・ギタリスト、ウェス・モンゴメリはインディアナポリス生まれ。
彼は1940年代、黒人文化の中心地であったインディアナ・アベニュー沿いのクラブで演奏を始めた。
彼はこの近くのコーネル・アヴェニューの家に住んでいたが、後に高速道路建設のために取り壊された。彼は国際的なツアーを行なったが、定期的に街に戻って演奏し、しばしば兄弟のモンクやバディと共演した。

モンゴメリは親指でピッキングし、オクターヴを使う独特のスタイルを確立した。
その独特なサウンドにポップの要素を融合させることで、1960年代にメインストリームで成功を収めた。史上最も影響力のあるギタリストのひとりとされ、ビルボード・チャートの上位に何枚かのアルバムをランクインさせた。
1967年の “Goin’ Out of My Head” と1970年の “Willow Weep for Me” でグラミー賞を受賞。